2017年 03月 05日
過去に当ブログでは、山下埠頭、山下埠頭 KDD丸係留施設 、山下埠頭 雑貨船若草丸と山下埠頭の写真をUPしましたが、今週と来週は未UP、既UPごちゃ混ぜにしてお送りします。 ということで、まずは写真を撮影した山下埠頭の80年代の姿↓ *写真はすべて1982年撮影。 #
by yokohama80s
| 2017-03-05 00:10
| 山下埠頭
2017年 02月 26日
日本大通1 神奈川県庁本庁舎(1928年/昭和3年築)◯ 日本大通1 神奈川県庁車庫(1928年/昭和3年築)◯ 写真の建物は、海岸通側に県庁庁舎の周りを取り囲むように建っているレンガ塀のような建物。 これは建設当時の書物によれば、現在の県庁本庁舎建設時に付属施設として建てられた自動車庫。 ちなみに撮影当時はレンガ積みの一階の上にもう一階建て増しした第二形態ですが、航空写真を見比べてみると、1945年(昭和20年)頃までは平屋建てだったものの、1955年(昭和30年)の写真には二階建てとなっているので、その間に増築され、その後、増築部分を撤去して元の姿に戻され、現在に至る、ということになるようです。 日本大通3 旧イギリス総領事館(1931年/昭和6年築)◯ ↑は言わずと知れた現在の横浜開港資料館ですが、この写真を撮影した当時は、旧イギリス総領事館を開港資料館に鋭意改装中の姿。 日本大通8 日本キリスト教会横浜海岸教会(1933年/昭和8年築)◯ 日本大通9 横浜地方裁判所(1929年/昭和4年築)△ 日本大通11 旧横浜商工奨励館(1929年/昭和4年築:横浜商工奨励館)△ 日本大通13 中消防署日本大通出張所(1928年/昭和3年築)X 日本大通14 日東倉庫日本大通倉庫(1910年/明治43年築:三井物産横浜支店生糸倉庫)X 日本大通17 アクメ貿易ビル(1902年/明治35年築:露清銀行横浜支店)X *写真はすべて1982年撮影。 *来月、3月のUP予定 3月 5日:30年前の山下埠頭・その一 3月12日:30年前の山下埠頭・その二 3月19日:山下町の戦前建築・その一 3月26日:山下町の戦前建築・その二 #
by yokohama80s
| 2017-02-26 00:15
| 日本大通
2017年 02月 19日
万国橋の上から関内方向を見ると↓ ↑のような、運河上に建っているビルがあります。 地図などでこの建物を見ると、「横浜公共職業安定所横浜港労働出張所」、「万国橋合同庁舎」。 また現在、このビルの窓には「万国橋会議センター」という看板が張り出されています。 ということで、ちょっと調べてみたことをザックリまとめると、このビルが建っている場所は、1858年(安政5年)、アメリカ側の「神奈川を開港せよ」という要求に対して「横浜も神奈川だ」と主張してなかば強引に半農半漁の一寒村だった横浜村が開港場として造成されることになった頃。 明治42年横浜貿易新報社編「横浜開港側面史」によると、このとき期せずして立ち退きを余儀なくされた横浜村住民の、今風に言うところの一種の失業対策の一環として4人の漁師に渡船株を下附して神奈川~横浜間に渡船が就航。 このルートが横浜と神奈川を結ぶバイパスルートに当たったことから期せずして大盛況だったそうで、1872年(明治5年)に新橋~横浜間の鉄道が開通するまで、50隻余りの船を使って輸送の任に当たっていたんだそうな。 ちなみにこのとき神奈川宿側の渡船場(宮之河岸渡船場)が現在の青木町・州崎大神正面から国道15号に出たあたりに、そして横浜側の渡船場が↑写真のビルが建っている場所……ということになるようです。 そして新橋~横浜に鉄道が開通し渡船が廃止されたあとも、横浜側の渡船場は荷揚場として使用され続けたようで、後年、日本郵船がこの場所の内陸側に支店を置くと突堤が拡張され倉庫を建てて震災まで使用され、震災後から戦前までは船舶職員職業紹介所、戦後は横浜労働公共職業安定所万国橋庁舎が置かれ、 1971年(昭和46年)に横浜港湾福利厚生協会が運営する横浜万国橋労働福祉センターとして現在のビルが建てられ 建物はそのままで、1994年(平成6年)にポートコミュニティ万国橋、2004年(平成16年)に万国橋会議センターに名称変更(こちらによると「愛称変更」となっている)をされて現在に至る、ということになるようです。 #
by yokohama80s
| 2017-02-19 00:17
| 大桟橋・海岸通
2017年 02月 12日
横浜税関西門門柱(昭和初期……と思われる)◯ 現在、この門柱は新港埠頭旅客ターミナル入口に移築され同ターミナル門柱として再利用されている……と思われる。 横浜税関倉庫材料置場(~1934年/昭和9年頃までの築:横浜税関通関貨物検査場)☓ 三菱倉庫横浜支店新港3号倉庫(~1931年/昭和4年頃までに築:三菱倉庫に←カタカナの"ニ"号倉庫)☓ 三菱倉庫横浜支店新港2号倉庫(~1929年/昭和4年頃までに築:三菱倉庫B号倉庫)☓ 住友倉庫横浜支店海岸通倉庫(1929年/昭和4年頃までに築:ホルト上屋)☓ *ホルト上屋→戦前に山下町7番地にあった"バターフィールドアンドスワイヤー商会"の系列会社(はたまた子会社)の"ホルト合名会社"が所有していた倉庫で、主に"バターフィールドアンドスワイヤー商会"が輸入したマニラ麻の保管に使用していた……そうです。 神奈川県警水上警察署(1926年/大正15年築)☓ 東西運輸(昭和10年前後の築:施主不明)◯ 内外商運(昭和10年年前後の築:施主不明)◯ ジャパンエキスプレスコンピュータセンター(1936年/昭和11年築:ジャパンエキスプレス本社分室)◯ 横浜市営西波止場二号上屋(1930年/昭和5年築:官営西波止場第二号上屋)☓ 横浜市営西波止場一号上屋(1930年/昭和5年築:官営西波止場第一号上屋)☓ *写真はすべて1982年撮影。 #
by yokohama80s
| 2017-02-12 00:16
| 大桟橋・海岸通
2017年 02月 05日
海岸通5-26・万国橋ビル地階倉庫部分(1928年/昭和3年築:旧関東運輸横浜営業所ビル)☓ *写真奥に写っている日新運輸倉庫(横浜海運倉庫)万国橋倉庫は煉瓦造りの明治建築なんだとか……? 海岸通3-9・横浜郵船ビル(1936年/昭和11年築:日本郵船横浜支店ビル)◯ 海岸通3-13・武山ビル(昭和9年までに築:武山組or武山ストア)☓ 海岸通2-4・三菱倉庫横浜支店海岸通倉庫(1929年/昭和4年築:三菱倉庫横浜支店倉庫)☓ 海岸通2-4・三菱倉庫横浜支店ビル(1934年/昭和9年築)☓ 海岸通1-3・海事ビル(昭和初期築)☓ 海岸通1-1・横浜税関本関庁舎(1934年/昭和9年築)◯ 海岸通1-1・昭和ビル(1929年/昭和4年築:カストムブローカービルディング)半分◯で半分☓ *もともとは昭和ビルの右側に一階が渡り廊下で接続されていた1931年(昭和6年築)のキッコーマン横浜支社ビルがありふたつ合わせてカストムブローカービルだった。 海岸通1-1・横浜海洋会館ビル(1929年/昭和4年築:大倉商事横浜出張所)◯ *一階部分が渡り廊下で右隣の横浜貿易会館と接続されている。 海岸通1-1・横浜貿易会館ビル(1929年/昭和4年築)◯ *昭和4年に建てられたのは海岸通側の幅の狭い窓の右側までで、それより左側が1937年/昭和12年に増築された部分で建物の裏側から容易に確認できます。 海岸通1-1・エキスプレスビル(1930年/昭和5年築:ジャパンエキスプレス本店ビル)◯ *写真は最後の万国橋以外はすべて1981年撮影。 #
by yokohama80s
| 2017-02-05 00:14
| 大桟橋・海岸通
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