週刊 横濱80’s

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2015年 04月 05日

関内地区の戦災復興建築(防火帯建築)

 戦災復興建築こと防火帯建築の詳細について、私が生半可な知識で知ったかぶりを書き連ねるよりも、こちら (横浜関内地区戦後まちづくり史)とか、こちら (横浜の防火帯建築と戦後復興)のサイトで、専門家の方がわかりやすく説明して下さっているので詳細についてはそちらに譲ることにして、ここではザックリと。

ということで簡単に言ってしまえば戦災復興建築(防火帯建築)とは、
①横浜市が防火帯地区に指定した街路沿いに
②通りの角を中心に街路に沿うように建てられ
③建物の角が切り落とされたコの字型あるいは、L字型で
④1階が店舗、2階以上が個人住宅または県住宅供給公社などの賃貸住宅か貸オフィスになっている
⑤1952~3年ごろから1960年ごろの期間に建てられた鉄筋コンクリート建築(不燃建築)
のことなのですが、そもそも"戦災復興建築"とか"防火帯建築"についてのハッキリした定義は存在しないようで、①~④すべてに該当する建物もあれば①④⑤にしか該当しない建物もあったり……。

 そこで具体的な例を挙げれば、馬車道の関内ホール向かいの住吉町5丁目に馬車道会館ビル太田町5丁目に平安堂薬局の看板を掲げた馬車道商栄ビルが代表的な建築物なのですが、これと言って特徴があるわけでもなく、このふたつの建物が、相生ビルや旧日本海上火災保険ビル(現在はハリボテですが)、県立博物館、馬車道大津ビル、旧富士銀行などと共に馬車道独特の景観を形成するのに一役買っているにも関わらず、そうと言われないとその存在には気がつかない、はたまた存在している時にはその存在を意識することは無いものの、いざ無くなってみて初めてその存在に気づく、そんな建物のように思えます。

 しかしこれら戦災復興建築は老朽化により借り手が付かなくなったことから、、戦前建築の動向に世間の注目が集まるその影で人知れず取り壊しが進んでいます。

 ということで今月は、ストック写真の中から関内地区の戦後復興建築の建物の写真をUPしよう……と思ったのですが、現在、戦災復興建築物の体系だったリストが存在しないので、あれやこれやの資料から私の独断と偏見と思い込みで戦災復興建築と認定した建物の写真をUPしようと思いますが、これはあくまでも私が勝手に「戦災復興建築である!」と言っているに過ぎませんので、その信憑性々については、とてつもなく大きな「?」マークが着くことをお含み置き下さい(笑)。

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*①海岸通3-14エヴェレット汽船ビル(1950年代前半~1982年X)


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*②元浜町3-20元浜ビル+県住宅供給公社元浜町共同住宅(1957年ごろ築~X)


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*③写真左奥が北仲通4-49萬国貿易ビル◯、右が元浜町4-40島津ビル(現・関内小俣ビル)


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*④北仲通3-34清月堂ビル(1958~63年ごろ築~1988年X)


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*⑤北仲通2-11興亜火災海上保険ビル(1953年ごろ築~1993年X)


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*⑥南仲通5-57ダイワビル(1950年代後半~2004年X)


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*⑦南仲通1-6三金ビル(1958年~63年築~◯)


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*⑧弁天町3-46弁三ビル(1954年築~◯)


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*⑨太田町3-35県住宅供給公社ビル(1958年築~△取り壊し予定)


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*⑩住吉町5-65第二問屋ビル+県住宅供給公社住吉町共同住宅(1958年築~2008年X)


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*⑪住吉町2-24アサヒホテル(1953年前後築~1988年X)


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*⑫住吉町1-2スカーフ会館(1950年前半~1985年X)


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*⑬常盤町6-77第二日吉ビル+県住宅供給公社常盤町6丁目共同ビル(1960年築~2012年X)


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*⑭常盤町3-36白井商店(1950年代前半~1990年X)


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*⑮常盤町2-10常磐不動産ビル(1958年築~◯)


*写真はすべて1981年撮影。



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by yokohama80s | 2015-04-05 00:05 | 関内地区 | Comments(0)


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