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週刊 横濱80’s

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2015年 02月 01日

一号物揚場

新港埠頭の一号物揚場というのは、凹型の新港埠頭のちょうど一~六号岸壁がある右突堤と、七~十二岸壁の左突堤の中間部分、へこんでいる部分のことで、みなとみらい21で埋め立てられて、現在は新港地区第七街区となっています。

一号物揚場_c0247059_16471529.jpg
*赤丸で囲った部分が一号物揚場


ここでちょっと説明すると、埠頭で物揚場とか荷揚場などと称されている場所は基本的に「艀が接岸して荷役作業を行う場所」として設けられ、一般的には海面に向かってスロープ状になっていて艀から人力で荷揚げ出来るように作られていました。

今現在でも残っているのは、西波止場から大桟橋間の岸壁部分にフールプルーフの為なのかバリアフリーなのかは定かではありませんが、プラットホーム状の遊歩道が設置されている区間に残されているのが、現在、横浜港に残された唯一の昔ながらの物揚場(跡)だと思われます。

という話はひとまず置いておくとして、昔の地図にはこの一号物揚場もスロープ状だったことを表す記載が認められますが、80年代には海面に向かって下がっているスロープはすでになく、右突堤と左突堤を結ぶ連絡道路となっていました。

ということで、一号物揚場を通って右突堤から左突堤に向かう時に見えた風景の写真を順番に……。

一号物揚場_c0247059_17103666.jpg
*①1983年撮影(六号上屋と右奥にチラッと見えるのが現在同じ場所にレプリカがある横浜港駅の旅客用プラットホーム


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*②1983年撮影(六号上屋から見た一号物揚場……と言うか左突堤)


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*③1984年撮影(ちょっと進んで振り返って見たの図)


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*④1983年撮影(六号岸壁を見るの図)


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*⑤1983年撮影


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*⑥1983年撮影


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*⑦1982年撮影(一号物揚場の反対側は米海軍の冷蔵施設


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*⑧1983年撮影(七号岸壁


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*⑨1982年撮影(七号岸壁)


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*⑩1982年撮影(七号岸壁)


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*⑪1987年撮影(七号岸壁)


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*⑫1987年撮影(旧横浜税関第二分室






by yokohama80s | 2015-02-01 00:01 | 新港埠頭


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