週刊 横濱80’s

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2014年 11月 02日

港町4丁目 徳永ビル

市営地下鉄の6番だったか7番だったかの出口から地上に出ると目の前……というか、すぐ横に……というか、吉田橋からの道路とのカドの港町4丁目に写真の↓

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1981年撮影


四階建ての雰囲気満点のビルがありました。

カド地にある三角ビル好きな私には、当時は本町6丁目の宇徳ビル別館と並んでお気に入りの建物でした。

ということで、このビルについて調べてみると、1880年(明治13年)開業の徳永洋品店の店舗として1929年(昭和4年)に建てられ、撮影当時は貸ビルとなっていた徳永ビル。

取りあえず、徳永洋品店についてはこちらをご覧頂くとして、このビルに関しては、記憶に残っている方も多いのではないかと思われます。

なにせ関内駅から馬車道に行く時に、ちょうど馬車道の入口にあたる場所に鎮座ましましていたランドマーク的存在でしたから。

ということと次第で、この場所を通りかかるたびに、無意識のうちについついこのビルにカメラを向けてしまったために、同じような写真がゴッソリ残っています。
それも同じ角度の写真ばっかりが……

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1981年撮影


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1982年撮影


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1982年撮影


現在、このビルは同じ敷地に10階建ての近代的なビルに建て替えられていますが、以前よりも階数が増えた為なのか、気のせいか旧ビルよりもさらに薄っぺらに見えてしまいます。

本町4丁目にあった宇徳ビル別館もそうなのですが、このような敷地には高層ビルよりも3~4階建てくらいの方が、縦横のバランスが良いように思えますが、もしかしたら昔の建築家と今の建築家のセンスの差も多少は影響しているのかもしれません。

このくらいの階層の建物なら、耐震性はさほど問題にならない(素人考えです)ように思えるので、なんとか手を尽くして保存して欲しかった、と思いますが、日本初の鉄筋コンクリートで建てられた(正確には木とレンガと鉄筋コンクリートのハイブリッド構造)日本大通りの旧日東倉庫というか旧三井物産横浜支店倉庫とういか三井物産横浜支店生糸倉庫ですら、取り壊しが取りざたされるようでは、夢のまた夢。

「こんな状態で"歴史を生かした街づくり"なんてよく言えるよなぁ」と、うなだれてため息をついてしまう、今日この頃なのでございます。




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by yokohama80s | 2014-11-02 00:04 | 関内地区 | Comments(0)


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