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週刊 横濱80’s

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2013年 02月 03日

本牧PX その2

前回はダイジェスト版ということにして、今回はそれ以外のカットを・・・・・・

ということで、世間一般では「フェンスの向こうのアメリカ」と言ったら、白い家が立ち並んでいた米軍住宅の方を指しているようですが、私的にはまさにこの風景↓

本牧PX その2_c0247059_17483948.jpg
*左手奥の鉄塔が、ナイター設備付きの野球場。


が、「フェンスの向こうのアメリカ」でした。

と言うのも、私が小学生だった時分には1年生だったか2年生だったかの遠足は、大さん橋~山下公園~港の見える丘~外人墓地~三渓園という横浜市内観光定番コースに行ったワケです。

でちょうどその頃には、まだ本牧の産業道路より海側は鋭意埋め立て中だった(・・・・・・と思う)ために、山下公園(港の見える丘だったかも?)から三渓園に向かうときには必然的に本牧通りを通るワケです。

でバスが山手警察署前交差点を過ぎると、バスガイドのお姉さんが「左右にあるのがアメリカ軍の本牧キャンプです」と言うワケです。

そこには本牧通りの左右に高さ3mくらいのフェンスがあり、左手には綺麗に手入れが行き届いた青々とした芝生がと白塗りの壁が眩しい大きな住宅が立ち並び、右手には広大な駐車場の正面に店舗が横並び、というこの頃の日本にはまだ無かった(はず)ショッピングセンターと、駐車場にはドデカいフルサイズのアメ車と、歩いている人はすべて外人(当たり前!)、という光景に「おおお~っ、アメリカだぁ~っ!」とみんなで歓声を上げて見入った時の印象があまりに強烈だったせいなのでしょう(進行方向右側の窓側に座っていたので初めからPXしか見えなかったのですがネ)。

本牧PX その2_c0247059_1749264.jpg
*右側に見える道路が本牧通りで、奥が山手警察署交差点。


ちなみに上の写真の駐車場と本牧通りの歩道との間に並んでいる鉄柱(写真では2本しか写っていませんが)が、かつてアメリカと日本を隔てていたフェンスの支柱で、写真中央左に見える鉄塔が北方消防署の火の見櫓です。

ということで、山手警察署交差点から左手に北方消防署、右手に自動車修理工場を見ながらPX内部に潜入すると↓

本牧PX その2_c0247059_17495797.jpg


本牧PX その2_c0247059_17501050.jpg


正面に見える建物が、コチラと同タイプの簡易設置型の冷蔵庫。

さらに進むと、コチラ(上から2~5枚目の写真)にあるような、お店やら、何だかわからない建物や↓、

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教会や↓

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古めかしい石垣があったり↓と

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お店だか倉庫だかケジメがつかない建物があったり↓

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壁にこんな↓張り紙があったり

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と、人っ子一人いないPX内を、「まさに"兵どもが夢の跡"だなぁ~」などと物思いに耽りながらテクテクと歩いていると再びショッピングセンターの駐車場に。

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ということで、本牧PX一周ツアー終了です(笑)

ちなみに写真の順序は実際の建物の配置とは関係ありません。

なにせ行きつ戻りつしながら撮影していたものでして(^^ゞ

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*↑ボーリング場か何かの入り口・・・・・・だったと思います。


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「永久に閉店」との張り紙がある床屋さん



*撮影:1981年~1982年




by yokohama80s | 2013-02-03 00:03 | 本牧・小港・新山下


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