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週刊 横濱80’s

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2012年 11月 04日

相生町1丁目 梅香亭

関内駅南口を出て、みなと大通りを大桟橋方向へ約5分弱ほど歩いた、相生町1丁目1に創業大正12年というレトロな店構えの梅香亭という洋食屋さんがありました。

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*この頃の横浜の市内局番はすべて三桁です(笑)


この店は戦前からのいわゆる有名店で、その頃、某有名作家が10年ほどニューグランドに長期滞在していた時に、一杯やりに行く前によくこの店に表れビフテキ(今で言うステーキ)を注文し、行きつけのスナックからの帰り際に再び顔を出してシメにカレーライスを食べて行ったのだそうです。

相生町1丁目 梅香亭_c0247059_19244455.jpg


そういうエピソードを聞いて「一度は・・・・・」と思ったのですが、正直に告白すると私は一度もこのお店に入ったことがありません。

と言うのも、撮影で関内、山下町を徘徊する時には、いつも決まって11時くらいに関内駅を降りて、梅香亭の前に差し掛かるのはいつも11時過ぎ。

まだ昼食には早いということでブラブラ歩き続けると、13時くらいのちょうど空腹感を憶え始める頃に辿り着くのが中華街。

ということで、店から漂ういい香りとランチの量と価格の魅力と空腹には抗しがたく、中華街からすきっ腹を抱えて梅香亭まで戻る気力も萎え、結局、撮影時の昼食は中華街の裏路地にある、いつ行ってもおばあちゃんとお嫁さんが広東語でどなりあっている(広東語は普通に話していてもケンカをしているように聞こえるので、お姑さんとお嫁さんはケンカをしていたワケではないと思います・・・・・・たぶん)家族的な雰囲気の店で、となってしまいます。

「今日は梅香亭でハヤシライスを食べるぞ!」と固く決心していても、毎度そうなってしまいます。

どやら私は、中華料理の魅力には抗えないタチのようです(笑)

で「いまこの店はどうなっているのだろう?」とググッてみたところ、なんと昨年(2011年)末に突然、閉店してしまったのだそうです。

相生町1丁目 梅香亭_c0247059_1925239.jpg
*カレーライスが350円で食べられた当時としてはちょっとビミョーな価格設定


残念ながらこの店のハヤシライスを永遠に食べることが出来なくなってしまったようです・・・・・・

相生町1丁目 梅香亭_c0247059_19251447.jpg


*写真はすべて1981年撮影。



by yokohama80s | 2012-11-04 00:03 | 関内地区


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