週刊 横濱80’s

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2012年 05月 20日

山内埠頭 巨大ボラード(係船柱)

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*1982年撮影


現在は、旧岸壁を埋め立てて「コットンハーバー」などと小洒落た名前で呼ばれている、1932年(昭和7年)竣工の山内埠頭の、第2京浜から市場を抜けて岸壁にぶつかる道の、岸壁と平行に並んで建っている上屋と上屋のちょうどど真ん中に設置されていた高さが1mくらいある特大サイズの係船柱ことボラード(BOLLARD/日本では係船索を八の字に巻き留めて船をつなぎ止めるのに用いる船や岸壁に設置された2本セットの柱のことをボラードと呼び、岸壁にある係船柱をビットBittと呼ぶが、本当は逆。よって当ブログでは係船柱をボラードと表記します......っていうか、そうしないと記事が成立しなくなるので)。

国土変遷アーカイブ 空中写真閲覧で山内埠頭を見ると、一番古い1947年昭和22年)撮影の航空写真で、上屋と上屋の間に、このボラードと思われる突起物が辛うじて確認できることから(たぶんそうだと思う程度ですが)、この埠頭が作られた当時から存在していたものと推定されますが正確なところは「?」です。

それはさておき、この巨大ボラード、船を係船するのに岸壁から奥まった道のど真ん中にあって、船を繋ぎ止めたら荷役作業のジャマになるだろうことは明らかだし、このような巨大なボラードは他の埠頭では見たことがないことなどなどから、
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*1987年に撮影した一般的なボラード。


船を繋ぎ止めるためではなく、ボラードの別の意味でもある「道路の車止めや車線を分けるために設置された支柱」だと私は推測しています。

埠頭内の道路のボラードとして、船を繋ぎ止めるボラードを設置する、という昔の人のユーモアのセンスには脱帽するしかありません(←ねっ、ボラード=係船柱じゃないと話が成立しないでしょ)。


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by yokohama80s | 2012-05-20 17:16 | 山内・瑞穂・出田町埠頭 | Comments(0)


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