週刊 横濱80’s

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2016年 04月 10日

TAIYUEN

 1984年の夏のある日……というよりも、ちょうどお盆休み中の日曜日だったかと思います。

 カメラ片手に高島埠頭(当ブログ関連「高島埠頭」「高島埠頭の市営上屋」「高島埠頭 その2」)に行くと、三号桟橋に高島埠頭ではあまり見ることが無い大きな船が……。

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高島埠頭はもともと内貿易用に作られた埠頭なので、一号桟橋が4千トン、二号桟橋が6千トン、三号桟橋が詳しい数字は不明ですがたぶん1万トン前後の船が接岸することを前提にしているのですが、この船は1万5~6千トンはいってるよね、というサイズ。

 そのためか、喫水を浅くするために船体から水を抜いて船首のバルバスバウ(球状船首)が半分近くも水面から顔を出しているという状態。
さらに岸壁付近が片付いていることから、荷役の為の停泊というよりも、船員の休養の為に停泊しているという感じでした。

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 ちなみにこの船の船名に"TAIYUEN"という中国都市名(山西省の省都・太原のこと)が書かれていることからもわかるように、この船はこの頃から改革開放政策に転換し始めた中国からの船で、当時の横浜港で目にする大型雑貨船の大部分が、グレーの船体に喫水線付近が深緑色に塗られた中国船だったような印象があります。

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*写真はすべて1984年撮影。




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by yokohama80s | 2016-04-10 00:08 | 高島埠頭 | Comments(2)
Commented by トロッピー at 2016-09-04 01:09 x
以前市営上屋でコメントさせて頂いたトロッピーです
この船舶が3号に停泊していたの覚えてます
釣りに来た際デカイ船がいると思い3号へ
岸壁から船に向かって石を投げてました。
3号岸壁の先で釣りをしていた亡き父が見に来て
ずいぶん水を抜いてるなぁ…って言ってた記憶があります。
この頃の高島埠頭は毎週日曜になると来ていました
とても懐かしい写真をありがとうございます
今後も楽しみにしております
Commented by yokohama80s at 2016-09-06 23:24
トロッピーさん
コメントありがとうございます。
当時の高島埠頭は、もともと大型船の接岸を想定していなかったことから、このサイズの船が接岸すること自体がレアケースだったのだと思います。
いまにして思うと、もしかしたら高島埠頭に接岸した最後の大型船だったのかもしれませんね。


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