週刊 横濱80’s

hama80s.exblog.jp
ブログトップ
2014年 04月 27日

山下埠頭 雑貨船若草丸

c0247059_0103887.jpg


c0247059_010534.jpg


タイトルにある「雑貨船」とは、貨物運搬用船舶の一種で、簡単に言えば荷役設備のない港でも荷役作業が行えるようにクレーンを備えていて船体に設けられた船倉に荷物を納めるタイプの船を指します。

ということで、写真↓は山下埠頭1号岸壁(山下公園側)をぶらぶらしていた時に見かけた、この時代でもクラシカルな貨物船への荷積み風景。

c0247059_01183.jpg


c0247059_0113219.jpg


なにせこの時代の雑貨船のクレーンは、すでにジブクレーンと呼ばれる、いわゆる世間一般の人が「クレーン」と聞いたらイメージするようなフツーのクレーンが搭載されているのが相場でしたが、写真の船のクレーンはマスト又はブームを有し、原動機を別置してワイヤロープによって操作するいわゆるデリックと呼ばれる、一昔前の貨物船が使用していた荷揚げ機械を使用して今まさに荷役作業。

クレーンとは違う複雑怪奇なその動きに思わず足を止めて見入ってしまいました。
なにせ実際にデリックが動いているのをみたのがこの時が初めてだったものでして・・・・・・

と言うのもこの時代、すでに小型貨物類はコンテナに詰め込んでコンテナ埠頭からコンテナ船で運ばれるのが常で、雑貨船が積み込んでいたのはプラント用設備や発電用タービンとか、大型建設機械などの大型貨物。

c0247059_012422.jpg


ところがこのような重量物は、つり上げ荷重が小さいデリックではつり上げることが出来ないために、普段は岸壁にクレーン車がやってきて船に横付けして荷役作業を行うのですが、

c0247059_011517.jpg


この日のように船のデリックでタイヤを積み込むなんていう光景を目にするのは極めて珍しいことでした。

c0247059_0121955.jpg


c0247059_0123240.jpg


         
*写真はすべて1982年撮影
*お断り:若草丸の写真は最初の4枚です。






*5月のUP予定

5月 4日: 高島埠頭
5月11日: 西波止場
5月18日: 横浜税関特別貨物検査場
5月25日: 象の鼻  

[PR]

by yokohama80s | 2014-04-27 00:07 | 山下埠頭 | Comments(0)


<< 高島埠頭 その2      北仲通2丁目・興亜火災海上保険... >>