2014年 04月 20日
むかしむかし本町通りと海岸通りに挟まれた、現在は神奈川県庁第二分庁舎が建っている北仲通2丁目の交差点の角に↓ 興亜火災海上保険横浜支店がありました。 いい具合の廃れっぷりから、「昭和初期の建物だろう」と勝手に思い込んでシャッターを押したのですが、今になっていろいろと調べてみると、終戦直後の1946年に撮影された航空写真では該当する場所には建物など無いことから(終戦直後の航空写真を見ればどの建物が戦前建築か一目瞭然です)、どうやらこの近辺が米軍から返還された昭和30年前後以降に建てられたもののようです。 それにしても見るからに戦前建築臭がプンプンするのですが・・・・・・ ということで気を取り直して、一枚目アングルから180度振り返って見えた風景が↓ 神奈川県庁とその新館で、このあたりは今とほとんど変わっていないと思います。 で、次の写真が、県庁新館の裏・・・・・・というか海岸通りの海事ビルの裏手・・・・・・開港前は海岸だったことから名付けられた元浜町通りのカットを↓。 写真でそば屋の看板が出ているビルはその後取り壊されたようで、ストリートビューを見ると今は更地の時間貸しの駐車場になっているようです。
by yokohama80s
| 2014-04-20 00:06
| 関内地区
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