2014年 03月 23日

山下町1番地 シルクセンター

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開港広場前交差点にあるシルクセンターは、そもそも開港当初にイギリスの貿易商社ジャーディン・マセソン商会が居留地進出一番乗りをはたしたことにより居留地一番の番地を与えられたことから、英一番館と呼ばれた由緒ある場所。

とにもかくにもこの場所から堀川に向かって20番地までが海沿いに並び、21番地が1番地の裏でさらに堀川にぶつかるまで番号が順番にあてがわれている、というように、この場所がまさに山下町の一丁目一番地。

そしてこの由緒ある場所に、横浜開港100周年を記念して1959年(昭和34年)にオープンしたのが、5階までの低層階にシルク博物館、生糸取引所、各国領事館、輸出入商社や船舶会社、店舗などが入り、上層階にシルクホテルが入ったシルクセンター。

正式名称は「シルクセンター国際貿易観光会館」。

まあ私的には、「横浜で結婚式場と言ったらシルクホテル」みたいな感じでしょうか。

確かにオープン当初は、「横浜を代表するホテルのひとつ」とされていましたが、80年代あたりから山下町にホテルのオープンが相次ぎ↓、

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*写真は二枚とも1981年撮影。


さらに1982年の赤坂のホテル・ニュージャパン火災をきっかけにした消防法改正により、館内にスプリンクラーなどの防火及び消化設備の設置が義務付けられたものの、この頃にはすでに閑古鳥状態だったシルクホテルは、これらの設備設置にかかる費用の拠出が困難だ、ということで1983年に営業を休止。

その後、1998年に旧客室をSOHO用個人事務所として賃貸するオフィスビルとして生まれ変わるまでの15年間、ホテル棟は空き家状態で放置されていたようです。



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by yokohama80s | 2014-03-23 00:07 | 山下町 | Comments(0)


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