週刊 横濱80’s

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2012年 09月 02日

旧大宝堂時計店(今野アートサロン)

関内駅北口から馬車道を万国橋方向に歩くと、関内駅近くの三角形の徳永ビル以外には大した見物もなく、いかにも最近出来たという風情のお店が通りの両側に並んでいる中を進んで行くと、突然↓

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「いかにも」という風情満点の三階建てのビルが現れます。

このこぢんまりとした風情満点のビルは、旧大宝堂時計店こと当時は今野アートサロンという画廊のビルで、一階には店の中に黒い大金庫がある喫茶店。

二階がM&R探偵社・・・・・???

ではなくて、これはたまたま通りかかった時に、当時、民放某局で放映中だったTVドラマのロケ現場に出くわした時のモノ。

ちょっとミーハーして窓に群れている女の子たちの頭越しに覗いてみると↓

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リーゼントと鼻ヒゲがトレードマークのダンディーなフジタツさんが・・・・・・

というネタはこのあたりにして、この旧大宝時計店の建物は1928年(昭和3年)に竣工した建物で、撮影当時は一階には喫茶店(店名不明)、二階が今野アートサロンという画廊、三階が個人住宅になっていました。

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*右手奥に見えるのが旧・日本火災横浜ビル


現在は関内駅から北東に伸びる馬車道通りがメインストリートになっていますが、この建物の建設当時は京浜東北線こと当時の京浜電車は桜木町が終点だった為に、桜木町から日本大通り、山下町方向へ南東(日本大通りから北西)に延びる道がメインストリートで、特に弁天通りには海外からの観光客目当ての小洒落た店が建ち並び、聞いた話では今で言う表参道(?)のような華やかさだったそうです。

しかし80年代には、日本火災横浜ビルと県立博物館以外には、壁が剥がれ墜ちたボロボロのビルが数えるほどしか現存せず、往時の華やかさを偲ばせる建物はこの建物しかありませんでした。

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ストリートビューでこの建物があった太田町3丁目を見ると、なにやら現代風のデザイナーズビル(?)に建て替えられてしまっているようですが、個人的には、こういう建物こそ保存すべきだと思うのですが・・・・・・

*写真はすべて1981年撮影


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by yokohama80s | 2012-09-02 00:05 | 関内地区 | Comments(3)
Commented by やじお at 2017-08-21 00:16 x
懐かしいですね〰🎵
一階の喫茶店は夜になるとウイスキーを飲ませてくれる店でした。カナディアンクラブしかなかったかな?
マスターも一緒に飲んでベロベロになるから勘定もいい加減だったです。
とても懐かしく涙が出る思いで見ています🎵
これからもよろしくお願いします🙇⤵
Commented by yokohama80s at 2017-08-27 13:44
やじおさん
この店、夜もやっていたんですね。
Commented by やじお at 2017-08-29 22:16 x
マスターが気まぐれなので不定期でやってました。
ロケの話を聞くと二階を案内してくれたり人情味ある髭のおじさんでした。
まだお元気なのかな。


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